Googleの口コミ返信をAIで|定型文にならない頼み方と注意点

「口コミに返信したいけれど、何を書けばいいか分からない」「低評価が来ると手が止まってしまう」。そんなときは、ChatGPTなどのAIに下書きを手伝ってもらうとぐっとラクになります。ただし、頼み方を間違えるとどのお客様にも同じような定型文になってしまいます。結論から言うと、AIには「お店の情報」と「口コミに書かれた具体的な言葉」を渡し、最後は人がひとこと足して仕上げるのがコツです。この記事では、AIに頼むときのコツと、そのまま使える頼み方の例、気をつけたいことをまとめました。
口コミ返信、後回しになっていませんか
Googleマップの口コミは、お店や会社を探している人が必ずといっていいほど目を通す場所です。それでも、返信は後回しになりがちです。
- 毎回なんと書けばいいか考えるのに時間がかかる
- 「ありがとうございました」だけでは味気ない気がする
- 低評価の口コミには、どう返せばいいか分からない
ここで役に立つのがAIです。下書きをAIに作ってもらい、人が最後に整える。この分担にすると、1件あたりの手間を大きく減らせます。
返信を読んでいるのは「これから来るお客様」
口コミへの返信は、書いてくれたお客様へのお礼であると同時に、これからお店を選ぶ人に向けたメッセージでもあります。返信はGoogleマップ上で口コミの下に公開されるので、ほかの人もそのやりとりを読んでいます。
Googleのヘルプでも、口コミへの返信について「ユーザーの意見を尊重していることをアピールできます」と案内されています。
出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ユーザーからのクチコミを管理する」
丁寧な返信が並んでいるお店は、それだけで「ちゃんとしたお店だな」という印象になります。逆に、どれも同じ文面の返信が並んでいると、せっかく返信していても気持ちが伝わりにくくなります。
AIに頼むときの3つのコツ
1. お店の情報を先に渡す
AIは、何も伝えなければ「どこのお店にも当てはまる、無難な文章」を作ります。最初に、お店の名前・雰囲気・大事にしていること・返信の口調(丁寧め、親しみやすく、など)を伝えておきましょう。
ChatGPTなどには、あらかじめ決まった指示を覚えさせておく機能もあります。お店の情報を一度登録しておけば、毎回書かなくて済みます。
2. 口コミに書かれた具体的な言葉を拾わせる
定型文にならないためのいちばんのポイントがここです。「〇〇がおいしかった」「スタッフの△△さんの対応がよかった」など、口コミに書かれた具体的な内容に、ひとこと触れてもらうように頼みます。それだけで、「ちゃんと読んでくれたんだ」と伝わる返信になります。
3. 最後は必ず人が直す
AIの下書きは、そのまま貼らずに必ず人が読んで直します。事実と違うことが書かれていないか、お店の言葉づかいになっているかを確認しましょう。最後にひとこと、自分の言葉を足すだけでも印象が変わります。
そのまま使える頼み方(例)
ChatGPTなどにそのまま貼って使える頼み方の例です。【 】の中を、お店の内容に書きかえて使ってください。
うれしい口コミへの返信
あなたは【お店の名前】(【業種・場所】)のスタッフです。 Googleマップの口コミへの返信文を書いてください。 ・お店の雰囲気:【例:家族経営で、常連さんとの会話を大切にしている】 ・口調:【例:丁寧だけど、かたすぎない】 ・長さ:3〜4文 ・口コミに書かれている具体的な内容に、1つ触れてください ・「またのご来店をお待ちしております」のような決まり文句だけで終わらせないでください ・お客様のお名前や、個人が分かる情報は書かないでください 口コミ: 【ここに口コミを貼る】
低評価の口コミへの返信
あなたは【お店の名前】の責任者です。 次の低評価の口コミに、Googleマップで公開する返信文を書いてください。 ・まず、ご不快な思いをさせたことへのお詫びを短く ・口コミで指摘された点を受け止め、言い訳や反論はしない ・事実関係がはっきりしない点は、断定せずに書く ・今後どう改善するかを1つ、具体的に ・長さ:4〜5文 ・お客様のお名前や、個人が分かる情報は書かない 参考(公開はしない社内の事情):【例:その日は予約が重なり、提供が遅れていた】 口コミ: 【ここに口コミを貼る】
低評価への返信は、書いたお客様よりもそれを読んでいるほかの人に向けて書くつもりで。感情的にならず、落ち着いて受け止めている様子が伝わることが大切です。
気をつけたいこと
- お客様の個人情報を書かない:来店日時、注文内容の細かいこと、お名前などは返信に入れないようにします
- 事実を確かめてから返信する:とくに低評価の口コミは、社内で状況を確認してから。AIは事情を知らないので、それらしい説明を作ってしまうことがあります
- 謝りすぎ・言い訳しすぎに注意:必要以上に謝ると、事実以上に悪い印象を与えることがあります。反対に、長い説明は言い訳に見えがちです
- AIに入れる情報に気をつける:公開されている口コミの本文を貼るのは問題になりにくいですが、お客様の連絡先や社内の秘密の情報は入れないようにしましょう
- 同じ文面を使い回さない:AIで作ると似た文章になりやすいので、並べて読んだときに同じに見えないかもチェックします
まとめ
- 口コミ返信は、これからお店を選ぶ人も読んでいる
- AIには「お店の情報」と「口コミの具体的な言葉」を渡すと、定型文になりにくい
- 下書きはAI、仕上げは人。最後にひとこと自分の言葉を足す
- 個人情報を書かない、事実を確かめる、は必ず守る
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